2023年06月30日
令和5年第25週
(令和5年6月19日~令和5年6月25日)
※インフルエンザ情報
第25週の県内におけるインフルエンザに関する情報は以下のとおりです。
〇インフルエンザ迅速診断キットによる型別 (定点医療機関)
A型:2件
〇集団発生の報告 (県健康福祉企画課まとめ)
集団発生の報告はありません。。
〇ウイルス検出状況 (衛生研究所 2022年36週~)
AH3:135件、AH1pdm09:2件
※新型コロナウイルス感染症の発表内容に関するお問い合わせは、次の番号へご連絡ください。
山形県健康福祉部健康福祉企画課コロナ収束総合対策室
023-630-2292
<トピックス>
ヘルパンギーナ、RSウイルス感染症に注意しましょう
県内では、子どもを中心に流行するヘルパンギーナとRSウイルス感染症の報告数が増加しています。
保健所別では置賜保健所と庄内保健所で報告が多く、年齢別では1歳が最も多くなっています。
どちらの感染症も感染経路は飛沫感染と接触感染のため、ウイルスが付着した物の消毒や手洗いの励行が有効です。
【ヘルパンギーナ】
症状は高熱(38度以上)が2~4日程度続き、のどが赤くなって痛み、1~3㎜程度の小さな水ぶくれが現れます。
のどの痛みで食事や水分を十分にとれず脱水症になることもあるため、水分補給を心がけましょう。
症状が治まった後も3~4週間は便からウイルスが排出されるので、手洗いの徹底が重要です。
【RSウイルス】
RSウイルス感染症はRSウイルスによる呼吸器感染症です。
2歳までに、ほぼ全ての人が少なくとも1度は感染すると言われています。
症状は発熱・鼻汁などが数日続きます。
多くの場合は軽い症状で済みますが、細気管支炎や肺炎を併発して重くなる場合もあります。
【山形県感染症情報センター
(山形県衛生研究所)より参照】
(令和5年6月29日更新)