2024年01月26日
令和6年第3週
(令和6年1月15日~令和6年1月21日)
※新型コロナウイルス感染症の発表内容に関するお問い合わせは、次の番号へご連絡ください。
山形県健康福祉部健康福祉企画課
023-630-2292
<トピックス>
『インフルエンザ』『咽頭結膜熱』『A群溶血性レンサ球菌咽頭炎』に気をつけましょう!
第3週のインフルエンザ、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の山形県定点当たり報告数は、それぞれ前週より増加し警報レベルとなっています。
基本的な感染対策である「手洗い」、「手指消毒」、「場面や状況に応じた適切なマスクの着用」、「換気」による予防を心がけましょう。
【インフルエンザ(警報レベル)】
突然の高熱とともに、関節痛、筋肉痛などの全身症状が現れ、のどの痛み、鼻汁、咳などの症状も見られます。
普通の風邪と比べて全身症状が強いのが特徴です。
1 迅速診断キットによるインフルエンザウイルスの陽性件数
A型:586件、B型:59件、不明:1件 (定点医療機関からの報告)
2 インフルエンザウイルス検出状況 (衛生研究所 令和6年1月16日現在)
今シーズン(2023年36週~)の患者から、AH1pdm09が97件、AH3が148件検出されています。
◎ 集団発生状況は山形県のホームページをご確認ください。
>>詳細はこちら
【咽頭結膜熱(警報レベル)】
アデノウイルスによる、発熱、咽頭炎、眼症状を主症状とする感染症で、頭痛、食欲不振、全身倦怠感などの症状も見られます。
特別な治療法はありませんが、ほとんど自然に治ります。吐き気、頭痛の強いとき、咳が激しいときは早めに医療機関に相談してください。
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(警報レベル)】
2~5日程度の潜伏期の後、突然の発熱、咽頭痛、全身倦怠感によって発症し、嘔吐や苺状の舌などの症状が現れます。
通常熱は3~5日以内に下がり、1週間以内に症状は改善します。
抗菌薬による治療を行います。
喉の痛みがひどい場合にはやわらかく薄味の食事にし、水分補給を心がけましょう。
【山形県感染症情報センター
(山形県衛生研究所)より参照】
(令和6年1月24日更新)