2023年08月11日

令和5年第31週
(令和5年7月31日~令和5年8月6日)

※ヘルパンギーナ、RSウイルス感染症、新型コロナウイルス感染症の報告が多くなっていますので、基本的な感染対策(手洗い、咳エチケット、換気)を行いましょう。
※新型コロナウイルス感染症の発表内容に関するお問い合わせは、次の番号へご連絡ください。
 山形県健康福祉部健康福祉企画課
 023-630-2292

<トピックス>
ヘルパンギーナ、RSウィルス感染症が流行中!!
 県内では、子どもを中心に流行するヘルパンギーナとRSウイルス 1 感染症が流行しています。
第31週のヘルパンギーナの県平均定点当たり報告数は17.79人で6週連続で警報レベルとなっています。
また、RSウイルス感染症の報告数は6.75人で3週連続で増加しています。
どちらの感染症も感染経路は飛沫感染と接触感染のため、ウイルスが付着した物の消毒や手洗いの励行が有効です。

【ヘルパンギーナとは?】
 症状は高熱(38度以上)が2~4日程度続き、のどが赤くなって痛み、1~3㎜程度の小さな水ぶくれが現れます。
のどの痛みで食事や水分を十分にとれず脱水症になることもあるため、水分補給を心がけましょう。
症状が治まった後も3~4週間は便からウイルスが排出されるので、手洗いの徹底が重要です。

【RSウィルス感染症】
 RSウイルス感染症はRSウイルスによる呼吸器感染症です。
2歳までに、ほぼ全員が1度は感染すると言われています。
症状は発熱、鼻汁、咳などが数日続きます。
多くは軽い症状で回復しますが、細気管支炎や肺炎を併発して重くなる場合もあります。

【山形県感染症情報センター
(山形県衛生研究所)より参照】
(令和5年8月9日更新)