2023年11月17日

令和5年第45週
(令和5年11月6日~令和5年11月12日)

※『咽頭結膜熱警報』が発令されました
 第45週における県平均の咽頭結膜熱の定点当たり報告数は3.07人で、警報の基準値「3」以上となったため『咽頭結膜熱警報』を発令しました。(11月15日)

※ インフルエンザ情報
 第45週の県内におけるインフルエンザに関する情報は以下のとおりです。
〇インフルエンザ迅速診断キットによる型別 (定点医療機関)
 A型:643件、B型:1件、不明:1件
〇インフルエンザウイルス検出状況 (衛生研究所11月7日現在)
 AH1pdm09:19件、AH3:19件

<トピックス>
咽頭結膜熱警報が発令されました!
 山形県における咽頭結膜熱の定点当たり報告数は3.07人で警報レベルになりました。
山形市保健所と村山保健所からの報告が増加しており、年齢別では3~5歳の報告が多くなっています。

<咽頭結膜熱について>
咽頭結膜熱とは、どのような病気?
 アデノウイルスの感染により、発熱(38~39度)、のどの痛み、結膜炎といった症状をきたす、小児に多い病気です。
プールでの接触や、タオルの共用により感染することもあるので、プール熱と呼ばれることもあります。
例年流行のピークは夏期ですが、冬期にも流行がみられています。

~咽頭結膜熱の症状~
・発熱、のどの痛み、眼の充血、目ヤニ(結膜炎)

咽頭結膜熱にかかったときは?
 特別な治療法はありませんが、ほとんど自然に治ります。
吐き気、頭痛の強いとき、咳が激しいときは医療機関に相談してください。
 感染者との密接な接触や、タオルの共用は避けましょう。
流水とせっけんによる手洗い、うがいをしましょう。

【山形県感染症情報センター
(山形県衛生研究所)より参照】
(令和5年11月15日更新)