2023年06月02日
令和5年第21週
(令和5年5月22日~令和5年5月28日)
※インフルエンザ情報
医療機関におけるインフルエンザの迅速診断キットによる型別はA型126件です。
集団発生の報告はありませんでした。
県衛生研究所の検査において、今シーズン(2022年36週~)の患者から、AH3が120件、AH1pdm09が2件検出されています。
※新型コロナウイルス感染症の発表内容に関するお問い合わせは、次の番号へご連絡ください。
山形県健康福祉部健康福祉企画課コロナ収束総合対策室
023-630-2292
<トピックス>
咽頭結膜熱の県平均定点当たり報告数が3週連続増加しています
咽頭結膜熱の定点当たりの報告数が、最上保健所を除く4保健所で先週より増加し、県全体での報告数では3週連続増加しています。
咽頭結膜熱とは?
咽頭結膜熱は、アデノウイルスによる小児の急性ウイルス性感染症です。
プールでの接触やタオルの共用によって感染することもあるので、「プール熱」と呼ばれることもあります。
潜伏期間は5~7日で、山形県では初夏と冬季に流行がみられます。
症状
・発熱
38~40度の高熱が4~5日程度続きます。
・咽頭炎
のどが赤くなり、痛みを伴います。
5~7日で症状が軽減します。
・結膜炎
両目または片目の結膜が赤く充血し、目の痛み、目やに、光がまぶしい等の症状があります。
一般的に片目から始まり、その後他方にも出現します。
・その他
乳幼児では、嘔吐や下痢を伴うことがあります。
治療・予防
特別な治療法はありませんが、ほとんど自然に治ります。
吐き気、頭痛の強い時、咳が激しいときは医療機関に相談してください。
感染者との密接な接触は避け、タオルの共用は避けましょう。
手洗い、うがいをしましょう。
【山形県感染症情報センター
(山形県衛生研究所)より参照】
(令和5年6月1日更新)